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□■□ 惑星科学会からのお知らせ □■□
□■□ トピックス □■□ 惑星科学とは「ここは何処で私は誰か」という素朴な疑問に答えること, すなわち, 私達が自然界にどのように位置づけられているのかを考察する学問分野のひとつ. 太陽系, 太陽系を構成する惑星や衛星, 隕石たち, さらに微細な塵, プラズマ, 電磁場, そして, 太陽系外の惑星系を具体的な研究対象としています. 地球や月・惑星が現在どのような構造をしていて, それがどのように生まれ進化してきたのか (構造, 起源, 進化), 惑星間にどのような類似性, 特殊性があり, それがどのようにもたらされたのか (比較), 我々の存在する地球環境が現在あるような状態である必然性, 普遍性・特殊性, 火星のように氷の惑星になったり, 金星のように灼熱の惑星になったりするのではないか (惑星としての地球と地球表層環境とその安定性), 生命の発生の謎, 必然性 (生命の起源), 太陽系の構造, 進化, 隕石などの地球外惑星物質の起源, 太陽系外惑星系の多様性, このような問題を調べていくこと, それに必要な技術や道具を作って行くこと, 得られた知識を整理して社会に還元普及していくこと, それが惑星科学です. 日本惑星科学会の歴史と役割日本惑星科学会は 1992 年 (平成4年) に設立された新しい学会です. 21 世紀に向けわが国独自の月・惑星探査も本格化する中にあって, 日本での惑星科学を推進し, さらにその成果を広く社会に還元, 知見を普及することを目的に設立されました. 平成 5 年には, 日本学術会議登録学術研究団体として認定され, 現在, 会員数は 500名 を越えています. また, 日本学術会議にも代表者を送り, 日本の科学全体の将来構想作りにも関わっています. 詳細に関しては学会概要 のページを御覧ください. |
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