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トップページ > ニュース > 学会賞 > 2005 > 最優秀発表賞選考経過の講評

選考経過の講評

選考委員会委員長 土`山明 (大阪大学)

2005年度「日本惑星科学会最優秀発表賞」へは,9名の応募がありました.口頭発表可能な枠内の応募人数であったため,予備審査は行なわず,応募者全員に口頭発表とポスター発表をしていただきました.口頭発表は 秋季講演会の初日(9月20日)の午前から午後にかけて,またその直後にポスター発表をおこないました.

同日の選考委員会による審査の結果に基づいて,講演番号B13-3,P14-58「星間塵表面反応によるメタノールの重水素濃集機構」を発表された北海道大学の長岡明宏会員が最優秀発表賞に選ばれました(共著者:渡部直樹さん,日高宏さん,香内晃さん).

翌9月21日の日本惑星科学会第24回総会において授賞式が行われ,長岡会員には,向井会長から,賞状と賞金10万円が贈られました.

長岡会員の発表は,分子雲における重水素濃集の化学反応過程を室内実験によって定量的に明らかにしたもので,濃集シナリオ、実験手法などに研究の独自性があり,また研究の意義の説明,筋立てた論理的な説明など,博士課程後期1年 であるにもかかわらずプレゼンテーションも抜群であることが,高く評価されました.

今回の審議では長岡会員が選考委員の圧倒的な支持を得て,受賞者として推薦するに至りました.しかしながら,このことは他の応募者のレベルが低かったということではなく,全体として高いレベルの研究発表の中で受賞者の発表が相対的に抜きん出ていたということです.とくに,北里会員(東大),春日会員(総研大),藤原会員(名大),樋口会員(国立天文台・神戸大)の発表が,評価されました.その他の応募者の発表もそれぞれに特徴のある力作揃いで,今後の研鑽を積み,次回の最優秀発表賞にも再度挑戦してください.

今回で最優秀発表賞は3回目となりますが,第1回の応募者が17名であったのに対して,昨年度は8名,今回も9名と,応募者数が減少したままです.次回は是非多くの会員の応募を期待します.最後に,今回応募された方々,講演会当日に会場で活発な質議討論に加わっていただいた方,また会場を設定していただいたLOCの方々にお礼申し上げます.

2005年9月22日

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