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トップページ > ニュース > 学会賞 > 2004 > 最優秀発表賞選考経過の講評

選考経過の講評

選考委員会委員長 柳澤正久 (電気通信大学)

2004年度最優秀発表賞へは,8名の応募がありました.人数が口頭発表可能な枠内であったため,予備審査は行なわず,応募者全員に秋季講演会の初日午後に口頭発表とポスター発表をしていただきました.

選考委員会による審査の結果に基づいて,講演番号302「衝撃波加熱コンドリュール形成:形成現場の光学的厚さに関する制限」を発表された筑波大学の三浦均さんと,講演番号402「コンドリュール同時形成;炭素質コンドライト中コンドリュールの26Al年代測定」を発表された東京大学の倉橋映里香さんが最優秀発表賞に選ばれました.

三浦さんの発表は,衝撃波後面からの輻射を考慮して,コンドリュール形成に必要な急速な加熱は光学的に薄い場での衝撃波で実現されることを示したもので,理論計算の結果だけでなく、隕石学についてもよく勉強し,考え抜かれた研究発表であることが高く評価されました.

倉橋さんの発表は,炭素質コンドライト中のコンドリュールの26Al年代測定を,多くの試料について行い,それが普通コンドライト中のコンドリュールとほぼ同じ生成年代をもつことを示したもので,困難な測定を積み重ね惑星形成論にも影響を与える重要な結果を出したことが高く評価されました.

この2人の発表は,いずれも優れたものであり,選考委員会では最終的に両名を受賞者と推薦することとなりました.この2人と最後まで賞を争ったのは東京工業大学の小南さんであり,さらに,神戸大学の浦川さん,東京大学の大野さんを挙げる委員もありました.その他の応募者の発表もそれぞれに特徴のある力作揃いで,今後の研鑽を期待しています.

2004年10月26日

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