日本惑星科学会最優秀研究者賞内規に従って，2004年度選考委員会は以下の募集要項を定める．

1. 本会の正会員であって，2000年1月以降において惑星科学への寄与が顕著なる者．
2. 2004年4月1日において，博士号の学位を有する35歳未満の者．
3. 2004年度会費の滞納の無い者．

1. 自薦もしくは本会の正会員による推薦（他薦）とする．ただし，他薦にあたっては，あらかじめ本人の承諾を得ておくこと．
2. 以下の資料を選考委員会（bestpr@wakusei.jp）宛に電子メール(テキストまたはPDFファイル)で送付する．
   1. 候補者氏名，生年月日，所属，電話番号(携帯可)，メールアドレス
   2. 候補者の過去５年間の研究の内容と経過，および惑星科学への寄与をまとめた文書 (A4片面１枚以内)．
   3. 2000年1月以降に出版された論文リスト（受理済みで印刷中のものを含む）．リストは，査読付き論文とその他に分けて作成すること．
   4. 代表的論文(3編以内)の別刷．
   5. 「候補者についての意見書」（自薦の場合）または「推薦状」（他薦の場合）
      どちらの場合もA4片面１枚以内，記述者の氏名，所属，電話番号(携帯可)，メールアドレスを明記すること．英文でもよい．
      （注１）：選考委員は意見書を記述できない．推薦者にもなれない．
      （注２）：電子メールによる送付が不可能な場合に限り郵送も認める．
      　　　　　郵送先：〒182-8585　東京都 調布市調布ヶ丘 1-5-1
      　　　　　電気通信大学・情報通信工学科　柳澤正久
      　　　　　（簡易書留，表紙に「惑星研究者賞」と記載し，1部郵送）
   6. 応募の締切
      自薦の場合
      　　上記（A）〜（D）：12月18日(土)必着（本人が送付すること）
      　　上記（E）：12月31日(金)必着（意見書を記述した者が送付すること）
      他薦の場合
      　　上記（A），（E）：12月18日(土)必着（推薦者が送付すること）
      　　上記（B）〜（D）：12月31日(金)必着（候補者が送付すること）

1. 選考は，提出された資料に基づいて，選考委員会の見識で行う．
2. 選考のための講演や面談は行わない．
3. 授賞式において選考委員会委員長が選考経過について講評を行う．

1. 2005年4月末までに選考委員会が受賞候補者を推薦し，運営委員会が受賞者を決定する．
2. 受賞者は原則として１名とする．ただし特別な理由がある場合は２名とすることができる．
3. 受賞者には賞状と賞金を併せて授与する．
4. 授賞式は2005年の地球惑星科学関連学会合同大会中の総会において行う．
5. 受賞者は自分の研究内容の解説を学会誌「遊・星・人」に掲載する．掲載方法の詳細は編集専門委員会が決定する．
6. 賞金額は10万円とする．ただし，受賞者が複数の場合，賞金は等分する．

２００４年１０月２６日成立，即日施行