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東北大学
目次東北大学:概要東北大学大学院における惑星科学および周辺分野の教育研究理学研究科では、「地球物理学専攻」と「地学専攻」のそれぞれで、惑星を含めた太陽系全域を対象とする多様な科学教育・研究を進めています。
両専攻は、21世紀COEプログラム『先端地球科学技術による地球の未来像創出』(平成15〜19年度)および後継計画『変動地球惑星学の統合教育研究拠点』(平成20〜24年度)の中核を担い、活発な活動が行われています。
受験を希望される方は、各スタッフまでお気軽にコンタクトを取ってください。質問・見学希望等、いつでも歓迎です。
大学院・理学研究科・地球物理学専攻地球物理学専攻は、「固体地球系」「流体地球系」「太陽惑星空間系」の3グループから編成されています。
このうち、 太陽惑星空間系領域は、「太陽系全域」を対象とした物理学的研究を行います。
4つのサブグループ(総勢71名!)が、指導教官の相互乗入れ、セミナー共同開催、実験・観測設備共用など、一体となって世界を凌駕すべく研究・教育を行っています。
飛翔体観測では、日本の宇宙科学の黎明期からその中核グループとして大発展に寄与してきました。 初の惑星間飛行「すいせい」や初の惑星探査機「のぞみ」がその象徴です。 現在は、地球周回中の「あけぼの」「Geotail」「れいめい」や「月周回機・Selene」、および 開発中の「金星周回機・Planet-C」「水星周回機・BepiColombo」「小型惑星宇宙望遠鏡・Exceed」などの各プロジェクトで、主要観測装置のいくつかを開発・製作・提供しその研究の中核を担っています。 [Link: 日本の科学衛星一覧(JAXA) : 約1/3に主メンバーとして参加] また独自に福島県・飯館などに展開した「電波地上観測設備」(惑星電波望遠鏡・干渉計)と 福島県・飯館やハワイ・ハレアカラに設置する「光赤外地上観測設備」によって、国内髄一のユニークで継続的な観測を進めています。 [Link: 東北大・惑星観測施設一覧] 特に宇宙航空研究開発機構とは、工学系グループも含めた「連携協力協定」が締結され、強固な関係が築かれます。 また、国立極地研究所、 国立天文台などの国内大学・研究機関や、 米国・フランス・スウェーデン・ノルウェー・台湾・インド等の宇宙機関・大学研究機関等々との共同研究等。多様な活動機会が開かれています。 大学院入試情報:理学研究科・地球物理学専攻平成21年度募集(2009年4月入学)入試案内
大学院・理学研究科・地学専攻地学専攻は、「地球惑星物質科学」
「比較固体惑星学」「地球内部反応」
「地圏進化学」「地圏物質循環学」「環境地理学」「環境動態論」
の各講座から編成され、地球惑星科学の広い範囲の研究教育を行っています。
これらのうち、惑星科学に関りの深いのは、「地球惑星物質」・「比較固体惑星学」・
「地圏進化学」です。
これらの講座では、物質科学的手法から地球や惑星の構造や起源などについて研究を行っています。
具体的な研究手法には以下のようなものがあります。
1)地球や惑星の深部に相当する超高圧高温を発生し、それらがどのような物質で構成されており、どのような物性を持っているかを調べる
2)宇宙空間と同じ真空状態・無重力状態で物質の蒸発・凝縮実験を行い、コンドリュールなどの成因を明らかにする
3)隕石など地球外物質サンプルの鉱物学的状態や化学組成・同位体組成などを調べることで、母天体の起源や環境、太陽系の進化を明らかにする
4)岩石・隕石が保持している磁気スピンを手がかりに、原始太陽系進化と磁場構造の解明、
初期地球のダイナモ磁場変動、隕石衝突時の衝撃蒸発雲中のプラズマ磁場生成の研究を行う。
SPring-8や
APSなどの放射光施設における、
最先端の地球惑星科学技術を用いた実験や、航空機のパラボリックフライトによる無重力実験を行ったり、国際宇宙ステーションプロジェクトに参加して、世界をリードする研究教育を行っています。
大学院入試情報:理学研究科・地学専攻平成21年度募集(2009年4月入学)入試案内
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