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トップページ > ニュース > 学会賞 > 2006 > 最優秀発表賞選考経過の講評

選考経過の講評

選考委員会委員長 香内 晃 (北海道大学)

2006年度「日本惑星科学会最優秀発表賞」へは,6名の応募がありました. 口頭発表可能な枠内の応募人数であったため,予備審査は行なわず, 応募者全員に10月18日に口頭発表とポスター発表をしていただきました.

同日の選考委員会による審査ならびに運営委員会での審議の結果,講演番号121,P104 「新たにアーカイブされたアポロ熱流量観測データと新たな月熱流量値の推定」 を発表された東京大学の斎藤靖之会員が最優秀発表賞に選ばれました (共著者:滝田準さん,宝来帰一さん,田中智さん).

翌10月19日の日本惑星科学会第26回総会において授賞式が行われ, 斎藤会員には,向井会長から,賞状と賞金10万円が贈られました.

斎藤会員の発表は,アポロの熱流量の観測データをご自身で発掘,アーカイブ,解析され,月の熱流量がこれまでに受け入れられている値の1/4であることを示した独自性のある研究で, 月の起源・進化の議論に大きな影響を与える優れた業績です. また筋立てた論理的な説明などのプレゼンテーションや質問に対する応答が的確であることが, 高く評価されました.

今回の審議では斎藤会員が選考委員の圧倒的支持を得て,受賞者として推薦されました. しかしながら,このことは他の応募者のレベルが低かったということではなく, 全体として高いレベルの研究発表の中で受賞者の発表が相対的に抜きん出ていたということです. とくに,受賞者以外では,北海道大学の陶山徹会員の発表が,評価されました. その他の応募者の発表もそれぞれに特徴のある力作揃いで, 今後の研鑽を積み,次回の最優秀発表賞にも再度挑戦してください.

今回で最優秀発表賞は4回目となりますが, 第1回以降の応募者が17名,8名,9名であったのに対し,今回は6名に留まりました. 次回は是非多くの会員が応募されることを期待します.

2006年10月30日

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