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月科学研究会
研究会名
月科学研究会
設置目的
月科学の推進と将来の月探査のコーディネート
提案者
荒井朋子,荒木博志,石原吉明,唐牛譲,大竹真紀子,倉本圭,小林直樹,佐伯和人,杉原孝充,並木則行
活動内容
- メーリングリストを活用して月科学に関する議論や意見交換を行う
- 月科学,月探査に関するセミナーや研究会を開催する
- 「かぐや」データを中心とする月探査データを用いた月科学・教育の涵養
設立主旨
月周回衛星「かぐや」は, 月周回軌道から数多くの鮮明な画像,近赤外からガンマまでの各種波長帯における分光観測データ,磁場,重力,測地データを我々にもたらし,数々の科学成果を挙げてきました.月探査は周回衛星からのリモートセンシングの成功を得て,着陸探査,サンプルリターン探査など次なるステップに向けて進みつつあります. しかし,一方で「限られた予算の中,何故今月なのか?日本が月探査を進める理由は何なのか?」という問いかけがなされております.こうした問いかけに真摯に答えて行くには月科学・月探査を推進する研究者相互の意見を切磋琢磨する場,有機的にアイデアを膨らませる場が必要であると考えております.
また,「かぐや」は科学衛星としては成功してまいりましたが,そのデータの利用に関して,月科学のコミュニティの拡大や教育などに関しての取り組みはまだまだ十分ではありません.月科学コミュニティの足腰をしっかりしたものとするためにも,「かぐや」のデータ利用の促進も欠かせません.
以上の理由により,月科学コミュニティの活動を促進するために,惑星科学会のサーバー機能を利用したいと考え,この度「月科学研究会」の設立提案を致します.
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