6. 例. 衝突実験との比較. ポリカ球->Al板
千葉工大 惑星探査研で行った室内衝突実験と比較するための計算例 (千葉工大 黒澤)
- 直径4.7 mmのポリカーボネイト球を7.3 km/sでAl円板に衝突させ、高速ビデオカメラで撮像した。
- 「Collision2D」をベースにInput fileを書き換え、比較計算を行った。
- 使用したasteroid.inp -> asteroid.inp
- 使用したmaterial.inp -> material.inp
- 計算結果 -> iSALE_Polycar-Al.gif
- 実験結果 -> Shot15.mov
- クレータプロファイル比較 -> Crater_profile.jpg
☆コメント☆
実験と調和的な点
- 着弾直後の強い自発光(弾丸&標的のShock heating, 衝撃圧縮中のポリカ弾丸の温度は数千K)
- 着弾から3-4 us後に放出物カーテンがちぎれはじめる。
- クレータプロファイル
実験と不調和な点
- 潰れた半球状の自発光蒸気雲が計算では現れない(Low density cutoffが効いているようだ。)
- 最終的なクレータリムの形状。
- 実験: 変形することで、リムが成形される。
- 計算: ちぎれ飛んで、リムが成形される。
- 恐らく使用したAlの強度モデルが適していない。
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